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映画で学ぶ広報術

広報が観ておきたい!今月の1本『梨泰院クラス』

野呂エイシロウ 放送作家・PRコンサルタント

名画から最新作まで、映画に数多く登場する広報・メディアの仕事。1本の作品から、気になるセリフと名シーンをピックアップします。

「俺に足りないのはマーケティング?」「問題なのは、この手」「選ぶ基準がないんです」

イラスト/ミツミマリ

今月の1本『梨泰院(イテウォン)クラス』
公開 2020年
製作国 韓国
監督 キム・ソンユン
出演 パク・ソジュン、キム・ダミ、ユ・ジェミョン、クォン・ナラ、アン・ボヒョン、イ・ジュヨン、キム・ドンヒ

STORY
国内最大外食企業「長家(チャンガ)」のチャン会長(ユ・ジェミョン)とその息子が原因で父親を亡くしたパク・セロイ(パク・ソジュン)は、チャンガグループを倒すことを決意。梨泰院で「タンバム」という小さな居酒屋を開き、仲間たちと共に奮闘する。そこにIQ162の天才少女でインフルエンサーのチョ・イソ(キム・ダミ)がマネージャーとして加わり、快進撃を開始する。同名のウェブコミック原作をドラマ化。

飲食店の方でPRに悩んでいる人は多いと思う。2020年は新型コロナ感染拡大の影響もそうだし、それ以外でも競争が激しく非常に大変な業界だ。

顧客は気まぐれで飲食店に足を運んだり、すぐ飽きたりするもの。筆者にもPRの相談をよくいただくが、メディアに出る以前にやることが沢山あると思う。今回の作品はそんなことを学べる教科書的な韓国ドラマである。

実は、筆者はこのドラマを知らなかった。この連載にいつも素敵なイラストを描いてくれているミツミマリさんから...

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