日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

メディアの現場から

都市ガスとエネルギーに注力、関連産業も扱う専門紙

『ガスエネルギー新聞』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『ガスエネルギー新聞』編集部DATA

  • 部数:3万1000部
  • 発行:毎週月曜日発刊
  • 購読料:月額で法人2,000円・個人1,000円(消費税別)
  • 創刊:1959年
  • 形態:ブランケット判8~12ページ
  • 業種別読者構成比:
  • 都市ガスと周辺業界、行政の動きやエネルギーと地球環境の関係までを扱う総合エネルギー専門紙が『ガスエネルギー新聞』。

    2020年10月26日付では、災害・危機管理情報を配信する企業2社によるSNS災害情報提供サービスを東京ガスが採用したと扱った。FacebookやTwitterに投稿された「停電」「浸水」などの情報を拾い出して配信するもので、これをリアルタイムに適切な意思決定を行うために活用すると伝える。「最近はガス事業者と外部企業がコラボして双方から情報を発表する例も多くなっています」と同紙取締役編集長の大坪信剛氏は明かす。

    ガス小売り自由化などで顧客とより密接に結びつく必要の高まるガス事業者にとって欠かせないガス展を追う連載が「コロナ下のガス展2020」。10月12日付では京葉ガスがウェブサイトを活用したガス展を開始したと伝えた。コロナ禍の外出自粛に加え、従来型のガス展の来場者は固定化しており、若い世代の顧客とつながるための動きだとも描く。

    Instagramのフォロワーが60万人を超える「ぐっち夫婦」と限定コラボ動画も制作。期間中何度もアクセスしてもらうようコインを取り入れ、ためたコインはガス機器割引クーポンなどに利用できると伝えた。「家電店で電化製品が扱われる電力会社と異なり、ガス器具はガス事業者自らで売る必要があり、ガス展の重要性は高いです」と大坪氏は語る。

    10月19日付では...

    あと62%

    この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

    メディアの現場から の記事一覧

    ウマい話の真偽を検証 体当たり企画でトレンド入りも
    都市ガスとエネルギーに注力、関連産業も扱う専門紙(この記事です)
    生産から流通まで 水産業界を幅広く伝える『日刊水産経済新聞』
    笑顔あり涙ありのリアルなジャッジ企画が新たな顔に
    ジャニーズアイドルが水先案内 「オカネ」と「経済」の入門番組
    創刊115周年の歴史と伝統 良質な誌面づくりに励む
    業界の激変をどう伝えているか?「日刊自動車新聞」
    マーケットを「先読み・深掘り」 デジタルやARを駆使した紙面
    コロナ後の、店長の苦労を伝える背景 解説も担う『繊研新聞』
    インスタフォロワー100万人超 『家事力ゼロ』が視聴者視点に
    全国ネットワークの物流専門紙 コロナ禍のドライバーシェアも報道
    この春誕生の新情報番組 生放送のハラハラ感も魅力に

    おすすめの連載

    特集・連載一覧をみる
    広報会議Topへ戻る

    無料で読める「本日の記事」を
    メールでお届けします。

    メールマガジンに登録する