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社内報のつくり方

分社化でリニューアル 人と部門の紹介欄も多様になった中部電力の社内報

中部電力

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は中部電力の社内報制作の裏側に迫ります。

中部電力『HUMAN ENERGY COLORS』


中部電力の社内報は、2020年4月、中部電力(持株会社)・中部電力パワーグリッド(送配電)・中部電力ミライズ(販売)の3社への分社化を機にリニューアル。タイトルも『HUMAN ENERGY COLORS』と変わり、従業員の意識変革と中部電力グループとしての一体感醸成を目的に刊行する。

今年度は目指すべき中部電力ブランド構築を目的に「思いっきり!中電」と掲げたタイトルの下、イントラネット掲載の動画と連動した誌面企画を展開。20年7-8月号には、4月に就任した中部電力 林社長へのインタビューを「A」(Ambition:抱負)、「P」(Passion:熱意の源泉)など、アルファベット26文字で始まる質問で展開した。

10月号には、社内報独自企画として林社長と3社の若手従業員とのオンライン座談会を掲載。制作を担当した中部電力本店総務・広報・地域共生本部制作・WEBグループの早瀬咲智子氏は、「会ったことのない参加者同士なので、事前にアイスブレイクの機会を設けるなど工夫しました」と振り返る。

9月号では、中部電力ミライズと丸亀製麺を運営するトリドールホールディングス及びニチワ電機の3社で取り組んだ省エネタイプの茹で釡開発プロジェクトを追った。おいしさと省エネを両立させるべく、うどんを茹でる調理工程を科学的に分析し、「見える化」したプロセスをレポート。中部電力ミライズは、同社の強みとも言える「開発一体型ソリューション」の取り組みで、2年連続で「省エネ大賞」経済産業大臣賞に輝いた。

うどんの調理工程や調理機器の開発という電力会社にとって門外漢の分野を扱うため、「専門的な内容の記事が従業員が読んで充分理解できる表現になっているか、原稿を皆で読みあわせて何度もチェックしました」と早瀬氏はその苦労を語る。

グループ企業の各セクションをそのメンバーと仕事で描く連載が「BRAND MAKERS」。6月号では...

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