報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』 | |
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J-WAVEが月~木曜の朝6時から9時まで、別所哲也によるナビゲートで届ける生情報番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』。彼の「おはようモーニング!」のあいさつでも知られている。
「リスナーのターゲットを年齢や性別で区切ってはいません。東京に生きる都市生活者のためのイノベーティブな情報をお届けするという点を意識しています」と同番組プロデューサーの小松祐太氏は語る。
変わりつつある各企業の「働き方」をフィーチャーするコーナーが「THE WORK SHIFT」。毎週月~木曜の4日間にわたり1社を取り上げ、「働き方改革」の行方などを担当者に尋ねる。2019年11月25日の週は、ヒットを生み出し続けるセガトイズの働き方を取り上げた。同社の総務人事課員が、月に1日、平日にどこでも好きな場所に行って何かを体験できる「インプットデー」や「出産祝い金」制度、そしてパパ・ママ社員から生まれるヒットなどについて語った。
企業の規模に縛りはなく、NPO法人や個人の働き方を取り上げることもある。「組織内部の話題なので、取材の承諾可否を考慮し、かなり前から候補リストを作成し順に依頼をします」と小松氏。
日々の生活をポジティブにする「健康」と「美」のトピックスを紹介するのが「PLEASURE PICK UP!」。11月27日にはアシックスジャパンが受託して日比谷公園内にオープンしたばかりの「SPORTS STATION Hibiya Park」を取り上げた。ランステーション、ヨガスタジオをメインにカフェも併設した施設内を同店マネージャーが案内した。
「取り上げる情報はヘルス&ビューティー(月曜)、フード(火曜)、エクササイズ&フィットネス(水曜)、スぺシャルインタビュー(木曜)の区分けです」と小松氏は話す …