「取材する側」の変化で問われる 広報の役割と社会的責任
本調査開始以来、不動の1位はやはり「メディアリレーションズ」。記者の人員減やデジタルシフトなどの変化も注視しておきたい。
広報の仕事 課題と戦略 2020
効果測定とPDCAサイクル確立のためにも、広報計画の策定は欠かせない。これから3月にかけて、次年度の計画を立てていく企業も多いだろう。その進め方について、寄せられた声をピックアップして紹介する。
■全社の年度計画を立案するタイミングで、各事業部の計画、開発部門の計画、全社の方針・戦略をもとに、年間の広報テーマと施策案、スケジュール案を策定し社内提案する。提案が承認される段階で関連する経費計画もフィックスさせている(医療・介護)
■期初にチーム・個別の目標を設定。新規メディアリレーション数、掲載実績数(業界紙除く)、掲載による認知度・株価への貢献を測定(金融)
■3年ごとの中期経営計画に基づいて年間の広報計画を策定(教育機関)
■中長期計画が出た段階でステークホルダーごとにゴールを設定し、逆算してタスク分解している(IT・情報通信) …