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担当者が語るIRの現場

LTV経営の「見える化」へ 丸井グループのIRの現場

丸井グループ

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

2019年11月に開催した決算説明会。

丸井グループは1931年に家具の月賦商として創業しました。現在は関東を中心とした全国に25店舗の商業施設「マルイ」「モディ」があります。また700万人以上の会員を抱えるクレジットカード「エポスカード」を発行し、小売と金融が一体となった独自のビジネスモデルを展開しています。

我々のビジネスにおける小売と金融の関係性は、相互に促進し合う2つの歯車に例えることができます。小売が魅力的な店舗づくりを行うことで施設の集客力が上がり、カード会員の新規入会および継続的な利用・メインカード化につながります。カードで得られた収益は魅力的な店舗づくりへの再投資として還元されます。このような形で小売・金融一体のビジネスモデルを展開することで、高い収益性と安定的・継続的な成長を目指しています。

IR部の発足は2015年。現在は私を含め5人の専任担当で運営し、機関投資家を対象に活動を行っています …

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