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地域メディアの現場から

リニアによる経済活性化を見据え 岐阜県内の企業の取り組みを発信

岐阜新聞

ローカルで人気のテレビ番組や地元情報をきめ細かく伝える新聞・雑誌の編集方針や人気の秘密、つくり手の考え方を紹介します。

    岐阜新聞社『岐阜新聞』
    創刊 1881年7月19日
    配布エリア 岐阜県
    発行部数 15万9443部(2019年4月/日本ABC協会)

    人気のあった記事

    「読者が選ぶ『岐阜県10大ニュース』」(2019年4月26日)
    平成の締めくくりとして、読者に平成で一番印象に残ったニュースをウェブアンケートで聞き、その結果を記事化した。1位は2000年のシドニー五輪マラソンで金メダルに輝いた、岐阜市出身の高橋尚子選手のニュースだった。

    「封印された記憶 岐阜・満州黒川開拓団の悲劇」(2018年8月20日~9月1日)
    旧満州に入植した黒川開拓団に関して、封印されてきた事実を被害者が明らかにした。終戦後生き延びるためにソ連軍を頼った開拓団は、その「お礼」として未婚女性団員に軍将校の性の相手を強要したという。

    「ぎふ高校野球100th 新世紀へ」(2018年1月1日~12月19日)
    2018年8月に全国高校野球選手権が100回を迎えるのに合わせて、かつて野球王国と言われた岐阜県高校野球の記録や名勝負、伝説の選手、名将などを、100回にわたり連載した。

岐阜県は、名古屋圏で圧倒的なシェアを持つ中日新聞(ブロック紙)や全国紙各社が争う新聞激戦区。そんな土地の「郷土の新聞」として、1881年の創刊から岐阜県民に親しまれてきたのが岐阜新聞だ。現在は朝刊単独紙として毎日約16万部を発行する。

セールスポイントは、ニュースや特集記事を"県民目線"で報じていること。編集局長の青木政浩氏は「新聞は読者あってのもの。紙面の構成を考える時も、連載の企画を立てる時も、常に読者のニーズを念頭に置いています」と話す。

連載企画はニュースを深掘り

特に注力している紙面は、地域面と経済面、運動面、文化面。地域面は、5地域(岐阜・西濃・中濃・東濃・飛騨圏域)に分かれていて、各2ページずつを編成している。

「全国紙の記者が見向きもしないような小さなネタでも、地元の方々には重要な関心事であるケースもあります。そのため、ニュースはできるだけきめ細かく拾うことを心がけています」と青木氏。

連載企画は、ニュースを深掘りしたり追い続けたりするものが多い。例えば、2018年9月に岐阜県内で発生した「豚コレラ」。発生直後に特集し、その後も節目ごとに連載を組んでいる …

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リニアによる経済活性化を見据え 岐阜県内の企業の取り組みを発信(この記事です)
経済記者のネットワークを活かし 京都の企業600社以上を取材
「足で書く」取材を続け80年 県民に共感される新聞を目指す
自由に意見をクロスさせ 選ばれる朝の情報番組に
全国誌の京都特集とは違う 「私たちの街」の情報を伝える
歴代最高の年間平均視聴率 親子で安心して観られる番組に
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