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社内報のつくり方

紙とデジタルで相互補完 ウシオ電機のグループ報

ウシオ電機

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はウシオ電機のグループ報制作の裏側に迫ります。

ウシオ電機『USHIO Power』


ウシオ電機グループのグループ報は季刊のタブロイド版『USHIO Power』と、ウェブ上の「USHIO Power Website」の二本立て。ウェブ版はニュースがある度、週に1~2回更新する。

「グループ報の発行目的の第一は、5000人以上に及ぶグループ社員に経営方針やトップメッセージを伝えること」と同社コーポレートコミュニケーション課の澁田亜希子氏は語る。『USHIO Power』2019年4月号では新社長・内藤宏治氏のメッセージを載せ、続く7月号では「もっと知りたい 内藤さん!」と題し、新社長と仕事を共にした経験のある3人の社員がそのエピソードを語った。「特に、本社と接する機会の少ない海外法人では、トップの人となりを伝えてほしいというニーズが高いです」と澁田氏。

毎年、社員が楽しみに待つのが新入社員紹介コーナー。2019年4月号では3ページを使い、19人の新人が自身の強みを自己啓発書の表紙になぞらえるかのようにアピールした。真ん中に「笑顔を忘れない力」「妄想実現力」など自らを一言で表すキャッチフレーズを立て、プロフィールと仕事に向けた決意表明を配するインパクトのあるデザイン。澁田氏は「昨年は『インスタ映え』、一昨年は新入社員の人数に合わせ『15人の侍』をテーマに時代劇風のレイアウトで紹介するなど、毎年工夫をこらしています」と語る。

2019年1月号では、グループ会社のUSHIO ENTERTAINMENT HDが手がける照明や映像によるまちづくり作業を取り上げた。姫路城周辺をプロジェクターとLED投光器を用いた映像と光で盛り上げたほか、御堂筋にライトアップを施した事例を、写真を中心に紹介した。デザイン性の高い内容を扱うこのような記事では、紙版の一覧性が活きる。

一方で、「ウェブ版は掲載ボリュームに制限がないので個別プロジェクトを詳しく伝えられます」と同課の堀和泉氏は語る。最近反響が大きかったのは、2019年5月10日掲載の「スピードを価値に変換し、世界を相手に戦う」という記事。それまで220日程度かかっていたある電源試作の期間を15日まで短縮したチームの成果を伝える …

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