国内最大級の経済ニュースプラットフォーム「NewsPicks」。NewsPicksを自社専用の社内メディアとして使えるサービスで、従業員エンゲージメントの向上と、組織風土改革が実現できる。
近年の採用難や人材不足を背景に、多くの企業では"いかに従業員エンゲージメントを高めて組織風土を改革するか"が経営課題となっている。ただ、その推進においては「マネジメントでなんとかする」という対症療法しかないのが現実だ。
熱量を均一化して組織を改革
NewsPicks執行役員の麻生要一氏によると、根本的な課題のひとつはサイロ化。「社内報や社長メッセージなどで"情報"を伝えるだけでなく、"人の熱量"を伝えることも大切」という。熱量を均一化していく過程で新たな構造が生まれ、組織風土改革につながる。
麻生氏は「社内で未来を見ている熱量のある人はいますか?」「その人の存在を他の社員は知っていますか?」と問いかける。両方に「はい」と答えられる企業は極めて少ないという。
NewsPicksでは、サイロ化という根深い組織課題に対応するため、人の熱量を可視化し従業員エンゲージメントを高めるプラットフォーム「社内限定版NewsPicks」を開発。100社以上の経営者・広報・経営企画・人事担当との対話をベースに、「組織風土改革に継続的に寄与できる社内メディア」を追求したサービスだ(図1)。
話題の社外ニュースを閲覧・共有できるほか、社内情報の閲覧・投稿も可能。社外コンテンツにコメントし共有することで、自前のコンテンツを必死につくらなくても量を担保でき、面白い社内メディアとして成り立たせることもできる。「社内外の情報をワンストップで配信することで、コンテンツを起点としたインタラクティブなコミュニケーションが生まれるのです」。
広報主導のムーブメントを
アプリの特徴としては、❶スマホからアクセスできるためデジタルネイティブやミレニアル世代にも情報が届く ❷会話の起点になるニュースコンテンツがある ❸コメントや投稿から熱量を持った社員を発掘できる、の3つを挙げる。"あの部署にあんなことを考えている人がいたなんて"という発見もあるという。つまり、「ニュースに対するコメント」「社員発の投稿記事」「社内広報による取材記事」といったコンテンツによってエンゲージメント向上のきっかけができるのだ。
実際に2019年2月から「社内限定版NewsPicks」を導入している大手メーカーでは、スタートから約2カ月で対象ユーザーの従業員エンゲージメントを表すスコアが大幅に改善した。プラットフォーム上での出会いをきっかけにしたプロジェクトが発足するなど自発的な動きもある。「改善のポイントは、まず熱量の高い"種火"(従業員)からはじめること。そして、オンラインとオフラインを組み合わせ、コミュニティをマネジメントするのです」。
これらは広報担当だからこそ取り組むことができる組織風土改革だ。麻生氏は「ぜひ広報主導でムーブメントをつくっていただけたら」と話した。

NewsPicks
執行役員
麻生要一氏

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