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地域メディアの現場から

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京都放送『京bizX』

ローカルで人気のテレビ番組や地元情報をきめ細かく伝える新聞・雑誌の編集方針や人気の秘密、つくり手の考え方を紹介します。

    京都放送『京bizX』
    放送時間 毎週金曜日、午後9時~10時25分
    放送開始 2007年4月
    放送エリア 京都府全域、大阪府・滋賀県・奈良県・兵庫県・福井県の一部エリア
    出演者 竹内弘一・遠藤奈美(KBS京都アナウンサー)、羽田優里奈
    スタッフ数 25人(技術スタッフ含む)

    反響が高かった回

    「永守重信スペシャル」(2015年5月8日放送)
    京都の若手企業経営者の要望から実現した企画。1時間にわたる生放送で、日本電産会長兼社長(当時)の永守重信氏が、若手経営者からの質問にその場で答えた。非常に反響が大きく「伝説の回」という声も。

    「清水焼陶あん『曜変天目』を再現」(2019年3月1日放送)
    清水焼の窯元「陶あん」の先代と当代が、焼き物の突然変異といわれる「曜変天目」がどのような条件でできるのか、数千回の試作を経てつきとめ再現に成功。現代の「曜変天目」を初めてテレビで公開した。

    「あまくさンスペシャル」(2017年3月31日放送)
    地震で被害を受けた熊本県を応援するため、天草市でのオールロケを実施。同市出身の小山薫堂氏らとともに、観光スポットや豊かな食文化を紹介した。収録できた内容が豊富すぎて編集に苦労したという裏話も。

2019年4月に放送13年目を迎えた『京bizX』(毎週金曜、午後9時~10時25分)。京都で働くすべての人々と、これから京都で働く可能性のある学生たちに向けた報道番組だ。

テレビ離れが叫ばれる昨今には珍しく、年を追うごとに放送時間を拡大してきた。2007年、番組を立ち上げたのは、当初からキャスターを務める竹内弘一氏(KBSアナウンサー)。当時、独自の経済番組に挑戦しようという方針があり、『京biz』としてまずは30分枠でスタートした。

1年後には1時間の生放送『京bizW』に。途中でサブタイトルを『京bizS』に変更して、2016年3月まで放送。同年4月から『京bizX』となり、2017年4月に放送時間を85分に拡大し、現在に至っている …

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