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担当者が語るIRの現場

ファン株主醸成への施策 オエノンホールディングスのIRの現場

オエノンホールディングス

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

2018年9月19日に開催した第5回「社長と語る会」。参加株主1組に対し社員1人がつき、国指定重要文化財である「牛久シャトー」内を案内した。

オエノンホールディングスは、1924年に北海道内の焼酎製造会社4社が合併し、旭川市に設立した「合同酒精」が前身です。2003年に持株会社制を導入し現社名へと商号を変えました。オエノングループは、酒類、酵素医薬品、加工用澱粉などの事業を行う9社の事業会社で展開しています。

しそ焼酎「鍛高譚(たんたかたん)」、本格麦焼酎「博多の華」など焼酎の国内シェアは第2位、加工用澱粉事業のコーングリッツ・コーンフラワーは国内トップシェアを誇ります。また、酵素医薬品事業の乳糖分解酵素「ラクターゼ」のシェアは世界第2位です。

コーポレートコミュニケーション室では、室長以下6人が在籍しており、IR、広報、広告宣伝、イベントなどを統括して行っています。

IRでは安定株主の獲得に向け、個人投資家向けの活動に特に力を入れています。IRを通じて商品購買力の高い優良顧客となる「当社のファン」を増やすことが目標のひとつです …

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