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地域メディアの現場から

「足で書く」取材を続け80年 県民に共感される新聞を目指す

宮崎日日新聞

ローカルで人気のテレビ番組や地元情報をきめ細かく伝える新聞・雑誌の編集方針や人気の秘密、つくり手の考え方を紹介します。

    宮崎日日新聞社『宮崎日日新聞』
    創刊 1940年
    配布エリア 宮崎県全域を中心に、首都圏や海外にも配送
    発行部数 20万600部

    人気の連載

    「自分らしく、生きる 宮崎から考えるLGBT」(2018年1月~6月)
    LGBTなどの性的少数者を取り巻く県内の現状にフォーカスしたシリーズ。連載は1面で展開し、取材対象者の実名を掲載。当事者の生の声を伝えた。2019年1月には日本新聞労働組合連合(新聞労連)の第23回新聞労連ジャーナリズム大賞の優秀賞に選ばれている。

    「口蹄疫」関連記事
    2010年に発生した口蹄疫問題について、長期にわたって取材・報道を続けた。ローカルジャーナリズムによる徹底した記録の数々は『ドキュメント口蹄疫―感染爆発・全頭殺処分から復興・新生へ』と題し同社から書籍としても発刊されている。

    「幸せおすそわけ」(2016年10月~現在)
    殺伐とした現代社会にあって、人と人とのつながりを再確認できる愛情、絆、真心あふれる、心温まる話を、2週間に1回程度、1面、社会面、第2社会面に掲載。読者からは「人を信じられる」「心がほっこりする」などと好評を得ている。

宮崎駅から中心市街地を結ぶ高千穂通り沿いに本社を構える『宮崎日日新聞(宮日)』(宮崎日日新聞社)。前身となる日向日日新聞は1940年、県内の日刊9紙を統合し誕生した。宮崎日日新聞の名称に生まれ変わったのはそれから約20年後の1961年。以降「宮日」の愛称で県民に親しまれ、2020年で創刊80周年を迎える。

紙面と活字にこだわる

発行部数は約20万部。夕刊は出さない代わりに、午前中に発生したニュースはデジタル夕刊「プレみや」で配信している。ただ、インターネットユーザーが増えたこの時代でも宮日がこだわるのはあくまで紙の新聞だ。

取締役論説委員長の河野州昭氏は「私たちは日々の情報を、販売店を通じ一人ひとりの読者に直接届けたいという強い意思があります。特に年配の方々にとって紙の新聞は非常に親しみやすいメディアであり、そうした読者も大事にしていきたいと考えているからです」と話す …

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