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編集会議2019 SPRING

三崎から売れる雑誌、そして文化を。夫婦2人で営む出版社

アタシ社(神奈川県三浦市三崎)

マグロで有名な神奈川県三浦市三崎。この町から新たな挑戦を始めた若き夫婦がいる。夫は編集者、妻はデザイナー。それぞれが編集長を務める雑誌も存在する。2人が暮らし、そして仕事をする、のどかな港町にある「アタシ社」を訪ねた。


アタシ社は神奈川県三浦市にある唯一の出版社。ミネシンゴさんと三根かよこさん夫婦が2人で切り盛りしている。主な役割としてはシンゴさんが編集者、かよこさんがデザイナーだ。

シンゴさんの職業は元々は美容師。その間に美容雑誌の編集部に籍を置いたこともある。その後、リクルートの関連会社にいたかよこさんの勧めもあり、リクルートに転職。ここでこれまでの経歴も活かし『ホットペッパービューティー』の営業の仕事をすることで、これまでとは違う美容師業界との関わり方を考えるようになった。

そして美容師それぞれの「個」に焦点を当てた雑誌『美容文藝誌 髪とアタシ』を2013年に創刊した。2号までは会社に籍を置いたまま発行していたが、3号目の発行に向けて独立。かよこさんとともに「アタシ社」を立ち上げた。

「地方で始める」が共通意見

2人は出版社を立ち上げるとき、共通意見として「東京ではなくどこか地方で始めよう」ということを考えていた。三浦市三崎にしたのはスタートアップしやすい条件が揃っていたから。「それまでは逗子に7年間住んでいたのですが、いろいろ物件を探してみると、そこから20キロ南下しただけで、格段に家賃も安くて海も山もあって、そして何よりノイズが少ない三崎という町にたどり着きました」 …

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