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専門メディアの現場から

クルマ社会の今後を占う 新車・旧車を網羅した専門誌『ベストカー』

講談社ビーシー『ベストカー』

業界ごとに存在する数多くの専門メディア。広報担当者にとっては、メディア対応の登龍門となることも多いでしょう。その編集方針やヒット企画、注力テーマを聞き、関係構築のヒントを探ります。

『ベストカー』編集部DATA
  • 部数:22万4500部(日本雑誌協会2018年7~9月公表印刷部数)
  • 発行:毎月10日・26日
  • 定価:400円(税込)
  • 創刊:1977年、三推社から月刊『ベストカーガイド』として創刊。1985年、誌名を『ベストカー』に改称し月2回刊行に。2009年に発行母体は講談社ビーシーへと社名変更。
  • 形態:B5判
  • 年代別読者データ:
  • 『ベストカー』は新車・旧車の話題からクルマ社会の今後まで、自動車にまつわるあらゆるトピックを伝える自動車専門誌だ。

    カルロス・ゴーン氏が逮捕された後の2019年1月10日号では「日産はどこへ行く?」と題し、13ページに及ぶ特集を組んだ。脱ゴーン体制で同社の車づくりがどう変わるかを専門家の座談会から探り、氏の功罪評価論まで迫る。「ゴーン体制以降、風通しが良くなったが昇進は完全に成果主義になった」など内部からの率直な声も拾う。

    自動運転やクルマの定額利用サービスなど、今後の話題を追うのが同年2月10日号からの新連載「近未来新聞」。この号ではトヨタが近々スタートさせる、用途に応じてクルマを乗り換えられるサービス「KINTO」を取り上げた。「Netflixなどの自動車版」と例え、カーリースと異なり「春は娘の入学式用にセダン、夏休みには家族旅行用にミニバンなど乗り換えが可能」と分かりやすく伝える …

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