あらゆる企業活動のベースとなり、価値創出につながるコーポレートブランド。2018年に広報会議でも特集を組んだ「SDGs」についてもますます注目が集まりそうだ。
社内コミュニケーション強化にも企業ブランドの確立は必須
コーポレートブランディングへ関心がある理由については、「社内コミュニケーションの強化」「企業規模の変化・社員数の増加」を挙げる声が多い。グローバル化や事業拡大とともに、広報には経営陣や社内に向けて企業ブランドの重要性に関して理解を促す役割が期待される。
社名表記変更の周知徹底
コーポレートサイト、社名表記、ロゴの変更とそれに伴う、メディアへのレクチャーで誤った表記での発信を減らす取り組みを行うが、日ごろ接点が少ないメディアへの徹底ができ上がっていないことは課題(エネルギー)
商品だけでなく企業ブランドも確立
2018年までは各商品ブランドをいかにメジャーにするかを念頭に置いていたため、あえて企業を押し出すことがなかった。今後海外を見据えた際、ブランドだけでなく社としての価値が問われるため企業ブランドの確立にも取り組みたい(家具・日用品)
会社紹介動画でブランド浸透を
現在、会社紹介動画を制作中。これを機に社内の企業ブランドへの意識や方向性を一本化したいと考え、コンセプトなどを一から考えて制作している(IT・情報通信)
急速なグローバル化への対応
急にグローバル化した会社の変革に社員の意識がついてきていないのと、営業担当の歩合制の影響で個人主義の風潮が強い。今後は企業ブランディングの強化を利用して社員が会社の変化に対してしなやかに対応できることとチームでも勝てる強い組織づくりを目指したい(不動産) …
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