この1年で、広報効果測定の進め方は変わりましたか?
効果測定や広報計画の立て方、業務の外部委託といった広報関連部門の活動状況についても調査した。度々議論がなされてきた効果測定については、多くの担当者が日々新たな指標づくりなどに取り組んでいる。
広報の仕事 課題と戦略 2019
2018年、広報会議本誌でも「テレビ東京大特集」などをお届けしたが、今回の調査でも広報の重点テーマ1位は「メディア対応」に関する活動だった。
例年以上に多かったのが「記者とコンタクトが取れない、会えない」という悩み。メディア側も「働き方改革」や人員削減で取材に時間をかけられないという悩みを抱えている。リリース配信サービスなど記者向けに情報や素材提供をサポートするツールも拡大中で、手応えありと証言する読者も増えてきた。
リリース配信サービスを2018年に初めて使用した。実際にそこからテレビの取材申し込みなどが来たので一定の成果はあると思うが、今後どのように接点を増やしていくかを検討していきたい(食品)
製品軸ではある程度メディアとコンタクトが取れる状態でいるのだが、「働き方改革」や人事方面など違う軸のコンタクト先が少ないのが悩み(電機・精密機器)
記者説明会の動画配信(希望した記者にのみ)、プレスリリースへの動画添付を実施した(IT・情報通信) …