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社内報のつくり方

多様な価値観を共有 統合会社のグループ報のつくり方

UACJ

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はアルミニウム製品の製造販売を行うUACJのグループ報制作の裏側に迫ります。

UACJ『ALUMINIST』

UACJは2013年、アルミニウム圧延品で国内シェアトップ2であった古河スカイと住友軽金属工業が経営統合して発足した国内最大手、世界でもトップクラスのメーカーだ。グループ報『ALUMINIST(アルミニスト)』を日本語版9000部、英語版300部発行している。統合と同時に創刊し、2018年6月にリニューアルした。

かつては会社と社員の相互理解を深めることに重きを置いた編集方針だったが、グループビジョンや方針の伝達・浸透に重点を移し、社員の意識や行動に働きかけるグループ報を目指している。背景には同年に石原美幸新社長の就任や中期経営計画の策定があり、グループ報も次の段階に踏み出した。

リニューアルにあたってはアンケートを実施し、その結果を踏まえてコンテンツや判型の見直しを行った。A4サイズだったグループ報は自宅に持ち帰りやすいB5サイズに変更し家族とともに読めるようにした。以前から続く社員紹介企画は「挑戦する者たち」と題してリニューアル、業務の中で守りと変革に取り組む社員が登場する。

統合会社であることを強みにした誌面づくりも継続している。「当社は2社の社員だけでなく、統合後の中途採用者や海外拠点で採用された人材も集まっています。その価値観も多様であることを理解してもらう必要がありました」とグループ報を制作する広報IR部長の澤地隆氏は語る …

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