新製品・新サービスの「たまご」を体験レポートするトレたまキャスター。出演曜日が違うためツーショットは珍しいという北村まあささんと片渕茜さんが、それぞれの取材での苦労やハプニング、「トレたま」への熱い想いを語り合う。
撮影中に「蛍の光」で大慌て
北村:片渕さんと会うのは久しぶりですね。うれしいです!
片渕:私もうれしいです!同じコーナーを担当していても、曜日が違うからなかなか会えないんですよね。
編集部:お2人とも、クイズ、バラエティ、報道番組など様々なお仕事をされていますが、トレたまの取材はどういった特徴がありますか?
北村:「自然体」で取材することでしょうか。ほぼまっさらな状態で行き、視聴者の皆さんと同じような気持ちで取材しています。分からないことがあれば率直に質問しますし。
片渕:良いところも悪いところもそのまま伝えるのは報道番組ならではですね。取材は放送当日にするのですが、依頼するのはかなりギリギリのタイミングなので、概要だけをふんわり聞いて「詳しいことは現地で」という感じです。
北村:当日にネタが決まってないこともありますよね。そんなときは……。
片渕:東京ビッグサイト。
北村:そうそう。展示会をやっていることが多いので、会場に行って大急ぎでネタを探します。
片渕:私はその状況をまだ1度しか経験していないんですが……。まあささんはよくありますよね。
北村:なぜか私は結構あります(笑)。ディレクターが先に会場に行って探してくれるんですが、ロケの開始予定時刻になってもネタが見つかっていないこともあって。そんな時には、カメラマンさんも音声さんも全員総出で展示会場を歩き回ります。
良さそうなものが見つかったら電話でデスクに確認して、OKが出たら取材を始めます。そこからは時間との戦いです。夢中で撮影していたら、いつの間にか「蛍の光」が流れてきてすごく焦ったこともありますね。
片渕:トラブルでもあったんですか?
北村:撮影途中で、過去に取り上げたことのあるネタだったということに気がついたんです!もう取材は半分以上終えていたんですが、もう一度探し直すことになりました。この日はお昼ごろに会場入りしたので、半日は会場にいましたね……。
毎回"ひと笑い"を提供したい
編集部:ということは、構成やレポート内容なども現場で考えることが多いのですか?
片渕:そうですね。実際に見てみないと分からないものも多いので。皆で相談しながらつくっています。
北村:片渕さんは、リポートをする際に工夫していることはありますか?
片渕:そうですね……説明が難しい高度な技術をいかに分かりやすく伝えるか、ですかね。開発者や研究者の方に取材をしていると、当たり前のように聞いたことのない言葉が出てきます。なので、うまく質問を挟みながら、かみ砕いて説明していただけるようにしています …