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専門メディアの現場から

若年層の田園回帰なるか 90周年を迎えた専門紙『日本農業新聞』

日本農業新聞

業界ごとに存在する数多くの専門メディア。広報担当者にとっては、メディア対応の登龍門となることも多いでしょう。その編集方針やヒット企画、注力テーマを聞き、関係構築のヒントを探ります。

『日本農業新聞』編集局DATA
  • 部数:33万5050部
  • 発行:日刊・宅配
  • 購読料:2623円/月
  • 創刊:1928年『市況通報』として創刊。37年『日本農業新聞』に改題。78年全国日刊化。2018年3月創刊90周年を迎えた。
  • 形態:ブランケット判
  • 年代・職業別読者データ:

    ※日本農業新聞「読者モニター調査」2017年より

  • 『日本農業新聞』は日本で唯一の日刊農業専門紙。全国の農業者とその家族が触れる、回読率の高いメディアである点が特徴だ。「農家の農業経営と暮らしに役立つ情報を中心に取り上げています」と編集局長の内田英憲氏は語る。

    40代以下の新規就農者が4年連続で2万人を超え、若年層の田園回帰の流れもあるなか、農業の分野に縁遠かった企業や商品の情報も扱う。

    例えば2018年8月6日付「話題の商品」欄に掲載された、拡声器メーカー・ノボル電機製作所(大阪・交野市)のメガホン。マシンガン音で鳥獣を追い払う商品だ。記者が展示会に取材に出向くなど情報収集の中で見つけた。内田氏は「記者クラブへの資料配布だけでなく、農業技術関連なら営農生活部に、流通関連なら農政経済部に情報を寄せてください」と言う …

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