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急成長トップからの挑戦状!

AI活用で全国から注目が集まる伊勢の老舗食堂「ゑびや」

中川政七商店⇒ゑびや

成長企業の社長たちが“今気になる社長”に挑戦状を突き付ける!急成長の裏に潜むPR戦略の秘密は、果たして明かされるのか……?

photo/樋木雅美

    Q.AIの導入で利益率が10倍に 伊勢の老舗食堂のPR戦略とは?

    小田島さんは経営改革や先端ITの導入などを通じて、店舗経営・運営の効率化・合理化を進めていらっしゃいます。メディアにも多数出ておられますが、PR活動が経営や企業ブランディングに及ぼすメリットについて、どうお考えですか。

    (中川政七商店 代表取締役会長 十三代 中川政七氏)

    A.来店のきっかけづくりから採用・事業拡大までの効果を狙う日本の時流に合ったサービスを「働き方改革」の文脈で発信しています。

    (ゑびや 代表取締役 小田島春樹氏)

お久しぶりです。2016年に「ゑびや」が小売店を始めた際、相談にのっていただきありがとうございました。小売業態を取り入れて急成長した中川政七商店のモデルを参考にしたいと思い、雑誌でお見かけし、いきなりメールをさせていただきました。

式年遷宮が追い風に

私は2012年に、伊勢神宮のおひざ元で妻の実家が営む老舗料理店「ゑびや」に入社しました。当時の店舗は観光地によくある古い食堂で、地元での知名度もほとんどありませんでした。そんな「ゑびや」は今、テレビや雑誌の取材が月に約10件入るほど、多くのメディアに取り上げていただけています。

当社では、広告はほとんど打たない代わりにPRを重視してきました。PRのメリットとしては、(1)わざわざ伊勢に来てもらうきっかけをつくる(2)サービスを知ってもらう(3)優秀な人材を確保する、の3つがあると考えています。

私が入社した2012年は伊勢神宮の式年遷宮の前年で、伊勢に注目が集まっていました。この一大イベントを追い風にしようと考えた私は、各テレビ局とのリレーションをつくり、できる限り取材は断らないようにしました。店舗内を2つのエリアに分けてお客さまを入れながらロケができるようにしたり、メディア用の駐車スペースや機材の搬入口を設けたりしました。こうして少しずつ認知度を高めていったのが初期のころのPRです …

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