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担当者が語るIRの現場

欧米・アジアにも訪問し 海外投資家とも直接対話

椙村紫朗(みらかホールディングス IR広報部 IRグループ長)

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

新グループロゴマーク導入に伴い、第67期株主通信(2017年6月発行)からデザインや構成を一新。グラフや写真を増やし分かりやすくした。

みらかグループは、主に健康診断といった血液検査から遺伝子検査や染色体検査などの特殊な検査まで幅広く受託し、そのデータを医療機関に報告する「受託臨床検査事業」と、「臨床検査」に関連する検査機器や検査診断薬の製造・販売を行う「臨床検査薬事業」、これらの2つの事業を中心に国内外約30社を傘下に持つヘルスケアグループです。

創業は1950年に設立した「富士臓器製薬(現・富士レビオ)」がルーツです。感染症および腫瘍領域を中心とした臨床検査機器、検査診断薬などの製品は国内外100カ国以上の医療機関、検査センターで広く使われており、免疫関連検査の分野では国内シェア2位を誇ります。

一方、富士レビオからスピンアウトする形で1970年に設立した「エスアールエル」も当社グループのひとつです。病院・診療所を中心とする医療機関から患者の血液や尿といった検体を預かり、高度な技術と品質保証体制のもと様々な検査を行い、その検査結果を医療機関へ報告しています。受託臨床検査事業としては国内トップシェアを誇ります …

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