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社内報のつくり方

社員の「ほろ酔い談義」も収録 アサヒビールの社内報『HOP!』

アサヒビール

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はアサヒビールの社内報制作の裏側に迫ります。

アサヒビール
『HOP!』

1964年に社内報『HOP!』を創刊したアサヒビールでは現在、「従業員がやりがいを持って働ける環境を実現する」ことを目指し社内広報の施策を展開している。「社内広報では会社が目指す方向と従業員の現状のギャップを埋めることが大切になります」と話すのはアサヒグループホールディングス広報部門主任の小林由佳氏だ。

これまで社内報の発行のほか、ビデオ社内報や社長メッセージの発信、イントラネットでの情報配信に取り組んできた。その中でも『HOP!』は「会社の施策などへの理解を深めるため、じっくり読んで考える冊子」と位置づける。「従業員が何に興味を持っているのか」を重視した上で、「会社のいまを知る」企画を立案し、グループ各社の動向も含めた多様な情報とともに掲載している。

2017年8月号では、「競合他社との共同配送」という物流の大改革を特集した。同年10月号では、新規で取り扱うこととなったリキュール「カンパリ」の魅力を掲載するなど、酒類業界においてニュースとなった事柄を読者の興味を引く企画に落とし込んで伝えている …

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