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明日から実務に役立つ デジタルPR活用術

ニュース循環の仕組みとデジタルPRの変化

PR TIMES コミュニケーションプランニング本部 マネージャー 大久保麻子

オンラインの情報流通構造が複雑化し、広報の手法も変化しています。全12回シリーズで、デジタルPRの基本と戦略に活かすヒントを専門家がお届けします。

    今回のポイント

    (1)メディア間の情報流通を考える

    (2)企業の情報発信を「分散化」する

    (3)デジタルメディア間の「時差」を活用

今回から、デジタルPRの基本としてウェブ上の情報流通構造のほか、ストーリーや文脈などコンテンツの組み立て方、画像素材や動画の活用といったクリエイティブ面からも解説をしていきたいと思います。第1回では「デジタル情報流通マップ」を用いて、情報の循環の流れに企業の話題が入っていくにはどうしたらいいか?という視点で考えていきましょう。

デジタル情報流通マップ2018
企業はメディアにおける記事発信だけではなく、SNSや生活者の"声"を傾聴することで、情報の循環をさらに増幅できる。 出所/PR TIMES

取材機能を持つメディアは?

このマップにおけるポイントはコンテンツを「制作・供給」しているメディア(マスメディア・ウェブメディア・ニュースメディア・動画サイト)と、「掲載」しているメディア(プラットフォーム・キュレーションメディア)の区分があるということ。

まず、この違いを理解しておきましょう。前者は取材・執筆する記者や編集者が在籍しており、その方々に情報提供することができますが、後者の場合、前者からニュースを供給されて掲載しているため原則、取材や執筆はしていません。

デジタル領域に明るい人にとっては釈迦に説法かもしれませんが、最近でも「Yahoo!ニュースのトップに掲載されるにはどうしたらいいの?」「SmartNewsにわが社のネタを売り込みたい」といった相談を広報担当者から受けることがあります …

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