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人気メディアの現場から

本物の「トレンド」見極める 「日経トレンディネット」の裏側

日経BP社「日経トレンディネット」

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

日経BP社「日経トレンディネット」

    【基本情報】
    運営開始 2007年10月
    運営体制 編集部は約10人体制。毎日8本程度の記事をアップする。記事の閲覧は無料。掲載記事の情報をまとめたメールマガジン「TRENDYnetメール」を平日は毎日発信している。

    反響の大きかった記事

    (1)チーズもクリームも食べ放題 タカナシ乳業の新業態(2017年11月4日)
    10月27日にみなとみらい東急スクエア3にオープンした「TAKANASHI Milk RESTAURANT(タカナシミルクレストラン)」を紹介。

    (2)ソニー初の「完全無線イヤホン」、試したらすごかった(2017年9月1日)
    ソニーがドイツで発売した完全無線イヤホンを紹介。10月に日本で発売になってからは、その性能や使い勝手を検証する記事を掲載した。

    (3)カルディで得する買い物術とは?割引や裏ワザを紹介(2017年9月14日)
    熱狂的なファンの多いカルディでお得に買い物をするテクニックを、日経トレンディのムック『安くていいもの&得する方法BOOK』の記事から紹介。

2007年10月にスタートした「日経トレンディネット」(日経BP社)は、ビジネスパーソンのライフスタイルを楽しく便利にする、あらゆる分野の「ヒット&トレンド」を発信するトレンドウォッチポータルサイトだ。

トレンド情報誌『日経トレンディ』などと連携こそしているが、連載を含めた9割以上の記事が日経トレンディネット独自のコンテンツになっている。とくに高いPVを叩きだすのが「小沢コージのビューティフルカー」や「佐野正弘の"日本的"ケータイ論」といった根強い人気を誇る連載の数々。

そのほか、検索エンジンでグッズやサービスに関する情報やレビューなどを検索して日経トレンディネットにたどり着く人も多く、ビジネスパーソンにとどまらない幅広い層から支持を得ている。

二大テーマに沿って取材

日経トレンディネットの開発メンバーでもあった渡貫幹彦編集長は、「個人消費を刺激するような『ヒット&トレンド』を、どのメディアよりも早く、できるだけ多くの読者に伝えることが目標です」と話す。実際、掲載した記事がテレビ番組のネタ元として使われることも多く「誰も知らないヒット&トレンド」が載っている「情報源」として多くの読者に支持されている …

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