今回は、2017年に「広報会議デジタル版」で人気を集めた記事をピックアップ。月ごとのアクセス数ランキングで、この1年で注目されたテーマを振り返ります。
1月
2017年2月号(2016年12月29日発売)
特集 企業の広報・PR活動調査2017
毎年恒例となった、企業の広報関連部門に1年の振り返りと翌年の方針について調査する企画。編集部では、この内容をもとに翌年の特集テーマや取材先を決定することが多い。2017年はコーポレートブランディングへの注目度の高まり、「広告費換算」に対する疑問の声が目立ったため、後にそのまま特集にした(6月号、11月号)。表紙には調査回答企業の責任者らが登場。
「広告費換算のみ」疑問の声 新たな効果測定の指標づくりへ
編集部が行った広報効果測定に関するアンケートの集計結果をまとめた記事。効果測定の実施企業は例年と横ばいの76.6%だったが、自由回答のコメントを見ると、内訳や内情に変化の兆しが見られた。
効果測定に関する課題としては、「広告換算でおおよその金額を算出しているが、本当にそれだけの価値があるのか考えてしまう」「売上への貢献を求められる」などが挙げられた。また、メディア露出に至るまでの過程も含めた活動全体をはかる方法や、報道分析や独自の指標づくりなど新たな評価を模索する企業も見られた。