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匿名記者が明かす残念な広報対応

真のインフルエンサーは誰?「影響力」という甘い罠

記者と広報は、なぜすれ違う?第一線で活躍するメディアの記者に本音で語ってもらいました。

女性向けウェブサイト 編集者 Mさん(女性)

新卒で出版社に入社後、紙媒体の編集から広告企画部門を経て、新たに立ち上げられたネット媒体へ。雑誌時代からのライターさんとウェブからお仕事しているライターさん両方とお付き合いしていますが、入稿日程の確認という悩みは同じだとしみじみ思う日々。

出版社に入社したはずが、雑誌がどんどん休刊に。わりと早めにネット部門に転属されたのがよかったのか、うまく馴染めて気が付いたらあっという間に約10年が経っていました。メディアの種類がネットへと拡がり、媒体の「なかの人」の資質や求められるものも様変わりしてきました。それに対応するPRも前時代的なものとすっぱりさよならして、新たな潮流にちゃんと対応してほしいと願っています。今回は、最近増えている問題についてのお話を。

発表会に偽ライターが蔓延中

最近発表会に偽のライターが入り込んでいて、その存在を知っている者としてはかなりがっかりしています。そもそも、私たちメディアはメールや郵送、ファクスでお知らせをいただき、出席者の人数や連絡先を書いて期日までに返信するように求められています。時間の候補が複数あり調整が必要な場合も多々。

そこまで事前に用意をして、いざ出席してみると、受付でごねている人が⋯⋯ 。そう、その偽ライターです。もちろん招待は受けていないのですが、どこかで聞き付けたらしく「記事にするから中に入れろ」というわけです。こういう輩はホテル・飲食・美容・ファッション・インテリアなどの発表会やレセプションパーティーでよく出没する模様。

ある偽ライターは、某情報誌の記者を名乗って騙していたようで、それがバレたら今度は謎のネット媒体の編集長を名乗っているとのこと。お粗末なことに、名刺に書いてあるURLアドレスがInstagramやアメブロ(Amebaブログ)。媒体のサイトがそれってありえないでしょ!そのためしっかりと対応すればすぐに見分けられるので、何人かのPRの方が受付で撃退した話も耳にしています。偽物をこれ以上のさばらせないためにもうまく情報を共有してほしいですね。

しかし困ったことに、そういった飛び込みの人物にもかかわらず、メディアとしてPRリストに登録されてしまったのか、正式な招待状が送られるようになっているパターンもあると知って愕然!でもこういった問題は、どんな仕事をしているライターなのか、執筆実績を取っていればありえないこと ...

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