京都市が1953年から発行している広報紙が2017年、日本一に輝いた。SNS上でも話題となり、電子版の平均閲覧数は従来の3倍以上に増えている。2015年2月にリニューアルしたという、同紙の企画・編集体制とは。
京都市『きょうと市民しんぶん』 | |
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発行開始年/部数など | 1953年/約65万部・月刊・タブロイド判 |
展開メディア | 紙・ウェブ 交通広告(中づり)で告知も |
担当部署 | 市長公室広報担当(6人) |
制作体制 | 発行の約2カ月前に各部局にヒアリングし、企画や面割を決定。その内容を踏まえて部内で企画会議を月1~2回開き、全員がコンテンツ案やアイデアを持ち寄る。 |
定番企画・人気企画
6月は環境月間(ごみの妖精)
(2015年・2016年・2017年)
空き家の事情(空き家を擬人化)
(2015年・2016年)
ハシワタスンヤー(橋の強化に関する特集)
(2017年)
「俺の8割は水分なんだぜ」「私だってもっと回収されれば輝けるのに」……漫画に登場しそうな細身のイケメンたち。彼らは京都市が発行する「きょうと市民しんぶん」に登場している「ごみの妖精」で、その内容が“ぶっ飛んでいる”として、NHKのニュース番組やまとめサイトなどで取り上げられている(1) ...
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