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リスナーの本音を掘り起こす 中高生に絶大な支持を得るラジオ番組

TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』

    【基本情報】
    放送時間 毎週月~金 22:00~23:55(金のみ22:55まで)
    放送開始 2005年10月
    放送エリア 全国(JFN系列38局)
    出演者 とーやま校長、あしざわ教頭
    制作体制 プロデューサー、ディレクター、作家、ADら以外に、番組掲示板に寄せられるリスナーからのメッセージをもとに、生放送前までの時間にリスナーに電話をかけたりしながらコミュニケーションをとり、生放送中に電話(逆電と呼ぶ)をかけるリスナーを選出したりする「サブ作家」、掲示板への投稿を管理するスタッフなどこの番組ならではのスタッフ構成が特徴。毎週金曜に定例ミーティングを開く。
    スタッフ数 20人

    人気のコーナー

    生放送教室
    進路、友人、恋愛などについてリスナー交えトーク

    GIRLS LOCKS!
    平手友梨奈(欅坂46)や永野芽郁が週替わりで登場

    ARTIST LOCKS!
    Perfume、[Alexandros]、UNISON SQUARE GARDEN、サカナクション、SEKAI NO OWARI、きゃりーぱみゅぱみゅ、LiSAなどアーティストが登場

中高生を中心に多くのファンを持つラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!(スクール・オブ・ロック!)』。パーソナリティーを務める「とーやま校長」と「あしざわ教頭」が、「生徒」であるリスナーの投稿を受け、悩みを聞いたり励ましたりする。「ラジオの中の学校」という位置づけだ。

2005年の番組立ち上げ時にディレクターとしてかかわり、2016年からプロデューサーを務める大橋竜太氏は、開始当初は他に類を見ない番組進行であったと振り返る。

「今でこそ、SNSを使ってリアルタイムで交流できる時代になりましたが、当時はBBS(電子掲示板)を介してリスナーと番組の間でコミュニケーションが取れるというのは画期的なことでした」。2時間の放送枠以外でも、リスナーと番組の間に接点が生まれることで、企画の参考になる情報を得られるようになった。

番組名の『スクール・オブ・ロック!』には「未来の鍵を握るラジオ」という意味を込めている。同名の映画タイトルから、"ROCK"をもじって"LOCK(鍵)"にした。中高生にターゲットを絞り、その層の未来に活かせるようにと番組のあり方を明確に設定したことで、ブレがない番組づくりができたという。

「クラスで必ずしも発言権が大きくない子たちも、コミュニケーションを求めている。番組にやってくるそうした子たちに向けて、昼間学校では教えてくれないような価値を提供して、何らかのきっかけをつかんでほしい。学校の先生や親と腹を割って話せないことも、ここで話してほしい」(大橋氏)。放送開始時からこのコンセプトは変わっていない ...

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