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人気メディアの現場から

創刊120周年の英字新聞 「日本の窓」として世界に発信

The Japan Times

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『The Japan Times』(ジャパンタイムズ)

    【基本情報】
    創刊 1897年3月22日
    発行形態 日刊(日曜日はタブロイド判の『The Japan Times On Sunday』を発行)
    発行部数 公称部数 約4万5000部(2016年10月実績)

    人気のレギュラー企画

    (1)Insights(日本国内外のニュースを掘り下げる企画記事)

    (2)Opinion(国内外の有識者の意見や解説を掲載)

    (3)Community(外国人コミュニティの話題を取り上げる企画)

    (4)Time out(話題のトピックや人物に深く迫る特集記事)

    (5)Media mix(メディアの話題を取り上げるコラム)

    (6)Japan Times gone by(昔のJapanTimes記事で歴史を振り返る企画)

    編集体制

    記者は東京を拠点に約30人。政治から経済、社会、スポーツと多方面をカバーし、考察を含めた独自記事の発信に注力する。海外情報は提携する『ニューヨーク・タイムズ』国際版や通信社の記事で補う。

国内で最大の発行部数を誇る英字新聞『The Japan Times』(ジャパンタイムズ)が3月22日に創刊120周年を迎えた。その始まりは明治時代。文明開化によって近代化が進む日本を海外に発信するため、福沢諭吉、伊藤博文らの支援を受け、1897年、日本人の手による初めての英字新聞『ジャパンタイムズ』が創刊された。独立した立場で日本の現状と世界の動向を国内外に発信し、「世界に開く日本の窓」としての役割を担ってきた。

120周年を機に、4月1日から新聞の題字でもある企業ロゴを30年ぶりに刷新した。伝統と新しさの融合を表現し、書道の筆のタッチを意識したデザインだという。併せて、同紙のデザインを大幅にリニューアル。日刊紙が紙面デザインを新しくすることは「インパクトもあるが、それ以上にシステム上の変更など大きな作業を伴い、投資でもあるため賛否があった」(大門小百合執行役員)という。読者の賛同が得られるかは不透明な中、あえてその選択をしたのには理由がある。

4月1日にコーポレートロゴを刷新した。

紙面刷新でコンセプトを明確化

「ビジュアルを変えることによって、本紙の特色を明確にし、読みたいと思われる新聞にしていく」(大門氏)ためだ。情報を直感的に把握できるよう、写真やグラフを積極的に採用。今まで8段組みだった紙面を6段組みに変更し、読みやすいレイアウトにした ...

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