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社会に広がるPRの力

女性目線で農機開発に挑む 女性農業者との共同プロジェクト

井関農機

教育機関や非営利団体、医療法人など広報のフィールドは広がっています。社会を動かし、新たな価値を生み出してきたPRパーソンの活躍に迫ります。

農林水産省が2013年11月にスタートした「農業女子プロジェクト」には現在544人の女性農業者が参画している。

未来の日本における農業のあり方は今世間の大きなトピックのひとつであることは間違いないだろう。ただでさえ40%以下という低い食料自給率に悩む日本だが、ここにTPPや農業人口の減少といった問題が降りかかる以上、国策として取り組む必要があるのは言うまでもない。現在、農林水産省が主導する農業にまつわる取り組みは数多く存在するが、中でも女性農業者にスポットを当てたのが「農業女子プロジェクト」だ。

参加者は3年で14倍以上に

このプロジェクトは女性農業者が日々の生活や仕事、自然との関わりの中で培った知恵を、様々な参画企業の技術やアイデアと結びつけることで、新たな商品やサービスの開発につなげようという試みだ。もちろん、ゴールとしては農業を若い女性にとっての職業選択肢のひとつにするという目標もある。

これまでも「○○女子」というコピーを使ったプロジェクトは、官民問わず多数立ち上がっている。なかにはすぐに忘れ去られてしまったものもあるが、同プロジェクトは既に3年目に突入している。スタートしたのは2013年の11月で、アベノミクスにおいて女性の活躍にスポットが当たり始めた時期だ。当時、プロジェクトのメンバーとなった女性農業者は37人だったが、この数は今年1月には14倍以上の544人にまで増加している。

日本での女性農業者の価値

現在参画しているのは百貨店や化粧品、コンビニエンスストアなど様々なジャンルの企業28社と教育機関2校だ。そのなかでも …

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