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「3.11」機に原点回帰、読者と紙面をつくる東京の地方紙

中日新聞東京本社 『東京新聞』

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

中日新聞東京本社『東京新聞』

    【基本情報】
    創刊 1884年(前身の『今日新聞』)
    発行形態 日刊一般紙(朝刊・夕刊)
    発行部数 総販売部数:朝刊510,994部、夕刊192,095部(2015年7月~12月半期)
    ※出典:ABCレポート
    発行区域 東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の1都6県と静岡県(西部を除く)

    最近の人気連載

    (1)こちら特報部(特報面)

    (2)平和の俳句(1面)

    (3)言わねばならないこと(1面)

    (4)ニュース読者発(1面など)

    (5)心にふれる話(月曜1面)

    編集体制

    社会、政治、経済などの部門別にデスクと記者がユニット式のチームを組み、テーマ選定から取材、原稿までを担当する。中日新聞社は同紙のほか、地域ごとに『中日新聞』『北陸中日新聞』『日刊県民福井』を発行しており、東京本社は全国ニュースの各紙への配信機能も担う。編集局所属の記者は約400人。

東京新聞のスローガンは「読者とともに」。「東京エリアの地方紙」として、独自の立ち位置と存在感を獲得している。記者クラブの発表に頼らず、記者が自らの問題意識を通じてニュースを掘り起こす現場主義を貫き、特色ある企画や連載を多数展開。その特徴的な紙面づくりには、広報担当者のファンも多いという一般紙だ。

「東京新聞には『コワモテ』のイメージがあるようなんですが、権力の監視などの使命があるからで、記者たちの心根は優しいですよ。特に広報の皆さんには気軽に声をかけてほしいと思っています」。中日新聞東京本社取締役編集局長の菅沼堅吾氏はそう話す。

「大事なのは、東京新聞でしか読めない記事かどうか。『オンリーワンの新聞をつくろう』という目標を編集局の全員が共有しています。そのためにも、読者と一緒に新聞をつくる『読者部』の創設や、中堅・若手の社員有志による『次世代研究所』の設立など、新しいことに日々チャレンジしています」。

雑誌『プレジデント』(2016年7月18日号)が実施した外国人記者の評価に基づく「日本のマスコミ」信頼度ランキングで …

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