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社内報のつくり方

コア事業の話題を自分ごと化させた阪急阪神ホールディングスのグループ報

阪急阪神ホールディングス

インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は阪急阪神ホールディングスのグループ報制作の裏側に迫ります。

阪急阪神ホールディングス
『エッヂプラス』

関西地域を中心に、都市交通、不動産、エンタテインメント・コミュニケーション、旅行、国際輸送、ホテルという6つのコア事業を展開する阪急阪神ホールディングス。104社5団体から成るグループの事業活動、経営理念や方針の周知を目的に発行するのがグループ報『エッヂプラス』だ。

「グループで展開する事業領域が幅広く、他の事業に対して『自分に関係がない』と感じてしまう社員が多いことが課題でした。他の会社や事業を知るとともにグループの方向性もしっかり知ってもらうことが重要だと感じ、全員のベクトルを合わせて組織力を最大限に発揮できるツールを目指しています」とグループ経営企画室 広報部の塩見怜子氏は語る。

特集ではグループ各社の話題を「自分ごと」と捉えてもらえるようにするため、各社の取り組みを紹介するだけに留まらない。リーダーシップや事業を推進するうえでの苦労ややりがいといったビジネスパーソンなら誰でも関心のある普遍的なテーマを盛り込むようにしている。

そのかいあって、特集は社員から読まれるようになり …

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