様々な領域で活躍中の広報パーソンに、転機となったエピソードや仕事における信条、若手へのメッセージなどを伺います。
米製薬大手ファイザー日本法人の製品広報部長や、ニューヨーク本社広報部門のアジア太平洋地域担当責任者などを歴任し、2016年3月から同業の米メルクの日本法人MSDで広報担当役員を務める山下節子氏。グローバル企業の広報を長年経験してきた山下氏に、そのキャリアと仕事のやりがいについて聞きました。
アジア13カ国の広報を統括
──最初に広報に携わったのは。
大学卒業後に勤めた放射線影響研究所(広島市)の仕事です。国内外からの来訪者に研究所について説明したり …
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