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担当者が語るIRの現場

グループの成り立ちも説明 納得感を持たせるIRとは

サッポロホールディングス

従来の定型的な情報開示に留まらず、多様な方法で株主や投資家、アナリストに社の魅力を伝えようと試みる、IR実務担当者が登場します。

2016年11月4日に実施した投資家、アナリスト向け説明会。2026年までの長期ビジョンや、2020年までの中期経営計画、2016年第3四半期決算について説明した。

サッポロホールディングス(HD)は、1876年、札幌に「開拓使麦酒醸造所」として創業し、2016年に140周年を迎えました。2003年から持株会社化し「国内酒類」「国際」「食品・飲料」「外食」「不動産」という5つの事業を柱としています。

2016年11月2日、創業150周年を迎えるまでの次の10年間で当社がどのような成長軌道を辿るのかを示す長期経営ビジョンと、その具体策である2017年~2020年の中期経営計画を策定しました。長期経営ビジョンでは、「国内酒類」「不動産」事業で安定した収益を創出しつつ、成長領域にある食品や海外展開のさらなる推進に注力し、「世界に広がる『酒』『食』『飲』で個性かがやくブランドカンパニー」を目指す方針を掲げています。

当社の事業規模は、同業他社と比べて決して大きくはありません。しかし、当社を140年間支え、成長の源泉となっているのは、「ヱビス」「黒ラベル」「ポッカ」など個性豊かなブランド資産です。これらの資産を今まで以上に磨き上げ ...

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