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企業の広報・PR活動 2017年の課題と戦略

炎上対策のモニタリング実施は57.0% 万全なリスク対策が必須に

2017年、パブリックリレーションズの力で企業はいかに変わるのか─。毎年恒例となった、企業の広報関連部門の体制や方針、課題などを探る編集部調査の結果を2号連続で一挙公開します。107社の回答のもと、活動の見直しや戦略構築に役立つデータ満載でお届けします。

様々な不祥事が発覚している昨今だが、多くの企業で備えが十分とはいえない。「わが社は大丈夫」という過信によって危機を招く前に、体制を整えておきたい。

研修・マニュアル整備…「備え」は大丈夫?

本調査ではランキング下位ではあったものの、匿名の回答を見ると危機感を感じている企業が多数。クライシス発生時の対応セオリーの基本はあるものの、会社が置かれている状況や規模によって備えは大きく異なる。自社仕様のマニュアル、定期的な研修の実施などを検討しておきたい。

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●間一髪!しかし社内の危機感ゼロ

一度危ない場面があったが、社内にさほどの危機感がなく、スルーされた。炎上せずに済んだものの、どうかと思う(電機・精密機器)

●増える不正アクセス被害に不安

不正アクセス被害の報道が増加しており、事態が深刻化していると感じる。どんなに対策を施しても起こり得るものと認識し ...

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炎上対策のモニタリング実施は57.0% 万全なリスク対策が必須に(この記事です)
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