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企業の広報・PR活動 2017年の課題と戦略

PR会社へ発注の本音 頭を悩ませる質とコストの妥当性

事業や企業規模の拡大にともない、広報活動における外部委託は必須となる。一方で、質とコストの妥当性を見極める難しさがあるという悩みは尽きないようだ。

1 51.4%「PR会社に業務委託中」

    Q. 外部委託先との取引について、この1年の変化や現在の課題は?

  • 広報業務はしっかり機能し始めると会社の期待が高まり業務量は日に日に増えてくる。そうしたなかで発信量を増やすためには外部業者を活用し自身のリソース確保が不可欠。日ごろの業務で会社の理解度を深めさせ心強いパートナーに成長させることもPR担当者の腕の見せどころ(IT・情報通信)
  • よりメディアリレーションの強いPR会社に契約先を変更した(IT・情報通信)
  • 当社の予算削減に比例してのサービス低下(電機・精密機器)
  • 海外メディア及び資本市場に対するプレゼンスが低く、これを改善するために外部のコンサルタントとリテナー契約を締結した(電機・精密機器)
  • PR会社の強みである長年の「メディアリレーション」のノウハウにより、大型イベント前やネタが枯渇する時期に積極的にメディアキャラバンを決行した結果、大手メディアの露出につながり大きな反響となった。課題は、中長期を視野に入れたPR会社ならではの提案が出てこないこと(IT・情報通信)
  • 同じ会社に長期間にわたって委託していると、クライアント企業や業界に対する委託会社の理解は深まり、クライアント企業の業務負担は軽減される反面、成果物がパターン化、マンネリ化してくる(建設・建築)
  • 企業広報を行うにあたり、基本的なノウハウをコンサルティングしてもらうことができた ...
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