TwitterはじめSNSは、ユーザーや関係者の告発を白日の下にさらす格好の場だ。株価にまで影響を及ぼしたPCデポの炎上は、その構図を明らかにした。関連ツイート件数の推移と専門家による分析から問題点を検証したい。
すべての騒動は8月14日、自身の父親が遭遇したというPCデポの被害を告発した、あるTwitterユーザーのつぶやきから始まった。「当初、(PCデポから)20万円の解約料を請求されたのは事実です。これ(請求書の写真)が20万円の根拠のようです。フォロワーさんから教えていただきましたが、解約料に消費税はないみたいです。何から何まで悪質です」──。
PCデポに関する、翌日以降のツイート件数の推移を見てみよう。同社では騒動後の広報対応が後手に回り、自社サイトに謝罪文を掲載したが一旦取り下げた。ようやく8月17日の夜に今後の対応として、「無償解除できる」「解約料の返還に応じる」と発表。事態は収束するかに思われたが、その後も関係者による告発やネット上での批判が相次ぎ …
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