価格よりも「五感」の体験に訴える 高級家電に見るヒットの法則とは
2010年4月に発売した扇風機「GreenFan」のヒットで知られるバルミューダ。2015年6月に発売したオーブントースターでは「体験」をキーワードとし、五感に訴える商品PRによって、累計15万台超を販売している。
2016年ヒット商品のPR
海外発の飲食店の日本初上陸が相次ぎ、人気店では行列が絶えない。2015年11月に外苑前に1号店をオープンした「Shake Shack(シェイク シャック)」は、その代表格だ。一時のブームに終わらせず、日本に溶け込み、定着させるためのPR施策とは。
100以上のテレビ番組コーナーで紹介
近年、ブルーボトルコーヒー(米国)やICE MONSTER(台湾)など、次々と海外発の人気飲食店が日本初上陸を果たしている。情報番組などで見かける数時間待ちの行列はブームの勢いを物語る。一方、過去に多くの飲食店がブームの維持に苦戦し、撤退や営業規模の縮小といった決断を迫られているケースも少なくない。
そのなかで2015年11月、東京・港区外苑前に1号店を構えたハンバーガーレストラン「Shake Shack」(米国・ニューヨーク)は2016年4月に恵比寿、9月には有楽町に店舗をオープン。日本の地域に根差し、リピーターの獲得など長期的な展開を見据え、どのようなPR戦略を進めてきたのだろうか。
10カ国で110店舗(2016年11月1日時点)を出店しているShake Shackだが、日本における店舗展開の独占契約を持つのは …