日々行われる百花繚乱のPRイベント。対応力、柔軟性が物を言うイベントの現場に潜入し、ポイントをチェックして採点します。
多くの企業で来年春に入社予定の学生を迎える内定式が行われた10月3日。食品メーカーの昭和産業では、学生には事前に内容を一切伝えない「サプライズ研修」を実施した。同社の主力商品である天ぷら粉を使って揚げ物にチャレンジしてもらうというもので、内定者31人が参加。報道陣にもその様子が公開された。研修には新妻一彦社長も参加し、内定者の挑戦を見守った。
昭和産業 内定者サプライズ企画 「天ぷら研修」
2016年10月3日(月)昭和産業本社
- 日時:10月3日(月)12時~13時半
- 会場:昭和産業本社
- 登壇者:新妻一彦(昭和産業社長)、檜前慶一(同専務執行役員)、同社の内定者31人
総評
研修風景も広報素材になる!お手本にしたい好事例
「内定者が天ぷら調理に挑戦」というシンプルな企画にもかかわらず、
(1)内定式という社会性あるタイミング
(2)サプライズ要素
(3)経営トップをアサイン
─というメディア露出を意識した要素を押さえ、会場は盛況だった。さらに特筆しておきたいのは、学生とメディア、両方への配慮が行き届いていた点。一般参加者を入れてのイベントはメディアへの ...
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