日本コカ・コーラ、新社屋からブランド資産を発信 「サステナビリティへの強い決意」示す
7月29日、日本コカ・コーラは渋谷区の新社屋でティム・ブレット社長による会見を開催。環境や社会と深く関わるサステナビリティ(持続可能性)への強いコミットを宣言している。同社の企業広報を統括する後藤由美副社長が考える、経営戦略における広報の役割とは。
企業価値を左右する「経営と広報」の一体化
8月5日のメディア懇親会には130人のメディア関係者の方々に出席いただきました。夏は東京、冬は大阪で年2回開催しており、近年は東京開催で130~150人くらいです。当初は一般紙や繊維専門紙が中心でしたが、事業領域の広がりとともにヘルスケアなど関係業界の専門メディアや、一般紙でも技術や生活情報などのご担当へと接点が広がっています。OBや役職者の方にも数多く出席いただいていますよ。
広報の難しいところは、ひとつは、新製品や新技術など会社としてのニュースの有無に左右されない戦略を持っていないと成果を確保できないという点。新機軸となる施策の打ち出しが難しいというのもありますね。そんな中で発信機会の拡大は重要ですが …