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オフィスイノベーション

オーディオテクニカのオフィスには「音」を連想させる空間が多数

オーディオテクニカ

音響関連製品などを中心に、グローバルで事業を展開するオーディオテクニカ。その新拠点は、外観の斬新なデザインと最先端の機能を備えつつ、至るところで伝統や歴史を重んじる、温かさあふれるオフィスだった。

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エントランスホールには創業者である松下秀雄氏が収集した20台ほどの蓄音機が並ぶ。すべてがメンテナンス済みで動態保存されている。

オーディオテクニカが町田市成瀬の地に本社・工場を移転したのは1965年のこと。以後、建て増しや改築を繰り返してきたが、2016年1月から全面を建て替えた新社屋に移った。計画はすでに7~8年前から検討されており、2013年の秋ごろに詳細が決定。2014年から実際に新築工事が始まった。

プロジェクトのコアメンバーは約5人だったが、各部署の意見を集めながら概要を固めた。例えば新社屋はフリーアドレス制だが、当初は研究開発部門の社員から反対の声も。「研究開発部門はどうしても持ち物が多くなり、荷物の置き場に困るということが理由でしたが、個人ロッカーや共有ロッカーを活用することにより解決しました」と語るのはコアメンバーである取締役 管理部 ゼネラルマネージャーの小柳益男氏。

またフリーアドレス制の採用により、従来よりも事務や営業などの社員と開発部門の社員がコミュニケーションを図るとともに、効率よく仕事を進めることができるようになった。「開発部門の社員は技術試作室で作業することも多いため …

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