企業が今、コーポレートブランドの再構築に取り組む5つの理由
コーポレートブランドの再構築に取り組む企業が増えている背景とは。日本取引所グループ、ウシオ電機、大塚家具などのブランディングに関わってきたブラビス・インターナショナルの笹田陽勇氏が解説します。
コーポレートブランドをつくる広報
ロゴの変遷
ツール
福岡県に拠点を置くオーレックは、草刈機をはじめとした農機具メーカーだ。現在の社員数は257人で1948年の創業以来、業界初のオリジナル製品を多数開発してきた。
そんな会社自体の認知度向上や、製造業以外の事業領域へと拡大する足がかりとすべく、2013年から社内でリブランディングのプロジェクトがスタートした。この3月には新たなブランドコンセプトを発表し、地元・福岡だけでなく東京でも初めてプレスイベントを開催し2カ所で約200人の報道関係者が集まった。
「一般の消費者が当社の農機具に触れる機会は少ない。だからこそ、ブランドをしっかりと構築することが不可欠。BtoBでも同様で …