PR会社のスキルを見極める「1次選考」のコツとは?
自社に適したパートナーを見つけるために、押さえておきたいポイントとは?PR会社出身で、現在は企業の広報担当役員を務める筆者が解説します。
PRパートナーの選び方・付き合い方
「PR会社に発注したけど、期待通りの成果が出なかった」「追加費用を請求された」「担当者がすぐ代わる」など、PR会社とのパートナーシップには悩みや不満がつきもの。一方で、発注側のゴール設定やオリエンテーションは十分であったか、見直す視点が常に必要です。
今回は、PR会社の選定から発注、契約後の付き合い方まで、専門家らがチェックポイントやブリーフィングシートを大公開。匿名アンケートによる読者の皆さんの声に基づき、自社の活動を見直すヒントをお届けします。
76.1%の広報担当者が、何らかの形でPR会社との契約経験があるという結果に。リテナー契約(1年更新の契約)に限っても、54.1%と半数超だった。
大手から中小、個人のPRコンサルタントまで外部パートナーの選択肢は幅広いが、PR業界全体の動きは、事業会社サイドからは意外と見えにくいものなのかもしれない。
◆ 担当者がクライアントのことを勉強していない場合が多い。広告会社と違い、クリエイティビティを求めることが難しい(IT・情報通信)
◆ 受注時のコンペでは、すごく良い提案がくるが、実際発注すると費用に見合う効果が得られない(IT・情報通信)
◆ 初めて頼む時に、実際に蓋を開けてみないと分からないので不安。結局、実績があるところにお願いするしかない。とすると予算が見合わなくなることも(その他)
◆ 社内で依頼する会社がまばらで ...