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IRの学校

IR担当・広子と学ぶ!『証券会社の活用』

まぐまぐ 大森慎一

広子は、堅調な会社業績にも支えられ、IR担当者として順調に成長している。年間のIR計画の概要も予算も決まり、実際の個別計画の策定、協力会社の選定に入っているようである。

ニーズを絞り、最適解を出す

広子▶ こんにちは。今、IR支援会社について検討しているんですが、どこかいいところご存じないですか。

大森▶ そりゃあたくさんあるよ。事業内容も得意分野も千差万別だろうし。

広子▶ 皆さん、どんな会社を利用しているんでしょうかね?

大森▶ IR支援会社と一口に言っても、業務内容としてなら、IRツールの作成からIR開示システムの提供およびサイト運営、IRセミナーの開催支援、株主判明調査・動向分析といったリサーチ系までいろいろだよね。

    IRツール

  • 一般に説明会資料、会社案内、アニュアルレポート、 ファクトブック、CSRレポート、統合報告書、説明会動画など、IRに使用する資料とこれらを投資家などに伝達する手段をいう。

広子▶ そうですよね。

大森▶ それに、IRツールの作成といっても、デジタルも印刷物もあるし、構成からデザインまでやってくれるところもあれば、リデザインのみのところもある。個別の要素ごとの外注的なイメージではなくて、総合的にプランづくりからコンサルする支援企業だってあるよ。広子さんは何をお願いしたいんだい?

広子▶ 全体の概要は固まっているし、総合コンサルは必要ないと思っています。説明会用のIR資料なども昨年、IR会社でデザインしてもらったものをベースに自力でつくっているから大丈夫です。今回メインで考えているのは、説明会開催の支援ですね。

大森▶ なるほど、なるほど。今はどうしているんだっけ?

広子▶ 上場時に主幹事証券系のIR企業にお願いしていて、昨年も継続していました。今年は新しいことにもチャレンジしたいので、限られた予算の割り振りを考えると委託先を変えてみようかな、と思っています。どこか安くやってもらえるところありませんか?

大森▶ だからね、何をどの程度お願いするかで、だいぶ違うよ。例えば、会社説明会に人を集客するといっても、会社がつくった会社説明会通知をIR支援会社の持っているメールアドレスのリストに流すだけもあるし。集客といっても、セルサイドアナリストなのか、個人投資家なのか、機関投資家を呼んでほしいのかでコストも依頼先も違うよね。

    アナリスト

  • 市場や個別銘柄を分析・調査する証券アナリスト。セルサイドアナリストは主に証券会社などに所属し、顧客投資家に対して投資情報を提供する。バイサイドアナリストは資産運用会社などに所属し、自社に投資情報を提供する。

広子▶ そうですね。一応、これまでに聞いていただいた方々のリストはできているので、今までにお会いしていないアナリストの方々を呼んでもらいたいですね。あとは個人投資家向け説明会に力を割く感じです。

大森▶ 集客メインかな?

広子▶ 発表する資料はこちらでつくるので、事後に動画などにまとめる作業もお願いしたいです。後は、弊社のサイトにアップするだけだといいです。

大森▶ それなりに具体的になったね。それはそうと ...

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