バンダイナムコスタジオは2015年5月、倉庫会社をリノベーションした現在のオフィスに移転。エントランスではゲーム会社らしい目を引くインテリアで出迎えるが、社内に向けてはクリエイティブな実務にふさわしい設備や空間、そして協調のための工夫があった。
コーポレートカラーをあしらったエントランスで、バンダイナムコエンターテインメントの代表的なゲームキャラクター、大きなパックマンがお出迎え。
主にバンダイナムコエンターテインメントから販売されるネットワークコンテンツや家庭用ゲームソフト、業務用ゲーム機などを開発しているバンダイナムコスタジオは2015年5月、現在の場所に拠点を移した。
移転のプロジェクトメンバーは管理部門の約10人のほか、各部署から部課長クラスの2~3人ずつを加え、計20人ほどで構成。ここで話される内容を各部署のメンバーに共有し、多くの社員の意見を反映させることができたという。
「開発に関わる社員が全体の95%を超えるので、『クリエイターが働きやすい環境』を意識しました」と語るのはコーポレート本部でプロジェクトリーダーを担当した松嶋義人氏。それはデスク幅が1.8メートルもある点、社員の創作活動を応援するスペースを設置した点などにも反映されている。
ゲームの開発会社だけに …
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