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ベンチャー乱立時代 一歩抜きん出るためのPR

テレビCMで女性利用者増 マネーフォワード辻社長「広報と広告は両輪」

マネーフォワード

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フィンテックで取材が殺到

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「全自動の家計簿アプリ マネーフォワード」

フィンテック市場をけん引するベンチャーとして、2015年に多数のメディアに取材を受けたマネーフォワード。創業間もない2013年に専任広報を設けており、2015年のプレスリリース本数は114本にも上る。辻庸介社長はマネックス証券の出身であり、広報活動に注力する方針は当時の環境による影響が大きいという。

「マネックスはトップはじめ、PRやブランディングを重視する企業だった。よって創業当初から『広報は企業にとって最も重要な機能の一つ』と、自然と認識していました」と話す。実際に編集部が取材に訪れた2015年12月末にも、オフィスにテレビ局のカメラが入っていた。

そんな同社は2015年、個人向けの自動家計簿・資産管理サービスの会員数が急速に拡大。同年4月に利用者数200万、10月には300万人に達した。その間、新たに投資したのがテレビへの出稿である。辻社長とともに初のテレビCMの制作・運用のプロジェクトに携わったのがBtoCサービスを統括するPFM本部長の秋山芳生氏だ。

秋山氏は博報堂、アイスタイルを経て、2014年12月に入社。自身がマネーフォワードの資産管理ツールの大ファンで「もっと多くの人にお金の管理の課題を自分ごと化してもらい、最短距離でマネーフォワードの価値を知ってほしい」との思いから、すぐさま辻社長へテレビCMの投入を直談判した。辻社長は当初、その費用対効果を疑問視していたが、「秋山の情熱に押し切られました(笑)」。

秋山氏は広告会社時代の経験を活かし、他のネットベンチャーの出稿例をもとにシミュレーションを開始。大手広告会社数社の競合プレゼンを実施し、メディアバイイング、クリエイティブともに担当は電通に決定した。

CMの完成はゴールではない

「ラクしたい クレジットカード」篇

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「マネーフォワードする人 徳井義実」

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「クレジットカード」篇は最も反響が高かった、

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アプリの画面で機能をアピール。

まずは2015年6月から関西・名古屋でテスト放映を1カ月間にわたり実施し …

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