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社内報のつくり方

「外部からの声」もコンテンツに、61年続く社内報『グンゼ』制作の裏側

グンゼ

インナーコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。社内広報活動の根幹業務であり、社員を巻き込む企画力や編集力が問われます。今回は、2016年8月に120周年を迎えるグンゼの社内報制作の裏側に迫ります。

グンゼ
『GUNZE』

社員アンケートを毎月実施

グンゼは1896年に創業し、2016年8月に120周年を迎える。インナーウェアやレッグウェアなどのアパレル事業のほか、繊維開発の技術力を応用したプラスチックフィルムや電子部品などを製造する機能ソリューション事業、スポーツクラブや商業施設の運営を行うライフクリエイト事業など、多岐にわたる事業を展開しており、関連会社は国内外合わせて70社を超える。

約7400人の従業員に、会社の方針や戦略、文化を伝え、社内コミュニケーションを向上させる役割を担うのが社内報『GUNZE』だ。その歴史は古く、1954年に娯楽用として発行された読み物が、社内報に進化した。61年間、月刊のペースで1号も休むことなく発行し続けており、現在は担当の西村真由美氏を含む2人が、児玉和社長が取り組む職場風土改革の方針「明るく、楽しく、元気よく」をイメージできる誌面づくりを心がけている。

「2人で編集しているので内容が偏らないように、できるだけ外の意見を聞くようにしています」と西村氏。毎月アルファベット順に社員アンケートを行うことで、当事者意識を醸成する工夫も。結果は誌面に登場した人には必ず伝える。そうすることで喜ばれるとともに、次の依頼につながりやすくなるそうだ。「同時に社長にも共有しています。社長は社内報に熱心で、時には自ら企画を提案してくれることも」。

また、「外部の声を知りたい」という社員の意見を反映した企画が …

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