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砂流恵介のウェブメディアゲリラ訪問

三越伊勢丹の記事は1割、「FASHION HEADLINE」編集部に突撃

ファッションヘッドライン

メーカー広報出身で、数々のネットメディアにも記事を書いている砂流さん。読者を代表して毎号、ウェブメディアに突撃訪問します。今回は2012年に開設された「FASHION HEADLINE」を取り上げます。

    ファッションヘッドライン

    「FASHION HEADLINE」 
    http://www.fashion-headline.com/

    img01
    【基本情報】
    開設 2012年12月
    ページビュー 300万(月間)
    編集体制 編集部員5人
    配信本数 15本以上(1日)
    最近ヒットした記事の見出し ▶蔦屋書店がルクアイーレに西日本初出店。本20万冊から靴磨き、家電、ネイルまで
    ▶「メキシカンフード」ブーム到来。タコベル上陸、GYG、タコ リッコ等ニューオープンラッシュ
    ▶シンデレラに青より相応しい色は無い―衣装デザイナーサンディ・パウエル【INTERVIEW】
    Twitter @FASHIONHL
    Facebook https://www.facebook.com/pages/Fashion-Headline/441307862573156

    ●編集部


    事業戦略担当・総合プロデューサー
    菅沼 武さん


    編集部・伊勢丹デスク
    重松祐歌さん

近年、広告・PR業界でも話題の絶えない「オウンドメディア」。様々な企業が新たなコミュニケーション手法として、独自のメディアを立ち上げています。

今回、突撃訪問した「FASHIONHEADLINE」は、三越伊勢丹ホールディングスとインターネットメディア事業を行うイードが立ち上げた合弁会社「ファッションヘッドライン」が運営元となっています。ファッションを切り口とした中立性の高いニュースメディアを目指し、報道の姿勢を重視していることが特徴です。

今回は、「FASHION HEADLINE」の事業戦略担当・総合プロデューサーの菅沼武さんと編集部・伊勢丹デスクの重松祐歌さんに突撃して、メディアの運営や、ファッション業界のPRについて聞いてみました。

三越伊勢丹の記事は1割

FASHION HEADLINEは、ファッション業界のトレンドやビューティー、ライフスタイル、アートなどの情報を配信するニュースサイト。編集部5人と20〜30人の記者を加えた構成で、1日15本以上(土日は5本)の記事を配信しています。

菅沼さんに立ち上げた背景について聞いてみると、「縮小傾向にあるファッション業界全体を盛り上げたい、という思いがありました。よって三越伊勢丹の宣伝記事は書かないと決めています。もちろん報道記事は書きますが、公平性を意識し全体の1割程度にすぎません」ときっぱり。

そういった決意もあってか、FASHION HEADLINEはファッションのほかにもレストラン情報や美術館の展覧会、書籍、ライフスタイルなど幅広い情報を網羅しています。

ニュースを採用する基準は「ファッションが好きな人の感度に合った周辺カテゴリー」と重松さん。「例えば、2014年のクリスマスシーズンは、自分たちの身の丈に合った過ごし方がトレンドだったので、自宅で納得のいく料理の提案としてシェフにステーキの焼き方を聞いて記事にしました」。この記事は「伊勢丹シェフが教える、クリスマスの美味しいお肉の料理法」(2014年11月29日)というタイトルで配信されました。取り上げるカテゴリーが明確なメディアでも、読者の「感度」を深掘りすることで新たなPRにつながる可能性がありそうです。

また、FASHION HEADLINEでは月ごとに「旅」「音楽」「花」などのテーマを決めて特集を組んでいます。特集に合うネタであれば企業ネタの記事化もあるそうです。年間のテーマも「Japan」と定めているので、日本や地域を盛り上げる話題も募集しているとのことでした。

ブランドイメージと広報の関係

ファッションに限らず様々なジャンルのプレスリリースを受け取っている重松さんからアドバイスをいただきました。「リリースから記事化することも多いのですが、画像がイマイチで掲載を見送っているケースが多くあります。また、何が面白いかが分かりにくいリリースも多いです。小見出しでいいのでこちらが引っ張りたくなるワードを用意してほしい」とのこと。

また、日ごろからファッションブランドをよく見ているからこそ、「ブランドイメージとリリースが合ってないものも見かけます。例えばエッジが効いたブランドのはずなのに、丸ゴシックのかわいらしい書体で書かれたリリースを見ると、自分のブランドのことを理解していないのではと感じてしまいます」との指摘も。

メーカー広報出身で、数々のネットメディアにも記事を書いている砂流さん。読者を代表して毎号、ウェブメディアに突撃訪問します。今回は2012年に開設された「FASHION HEADLINE」を取り上げます。

    ファッションヘッドライン

    「FASHION HEADLINE」 
    http://www.fashion-headline.com/

    img01
    【基本情報】
    開設 2012年12月
    ページビュー 300万(月間)
    編集体制 編集部員5人
    配信本数 15本以上(1日)
    最近ヒットした記事の見出し ▶蔦屋書店がルクアイーレに西日本初出店。本20万冊から靴磨き、家電、ネイルまで
    ▶「メキシカンフード」ブーム到来。タコベル上陸、GYG、タコ リッコ等ニューオープンラッシュ
    ▶シンデレラに青より相応しい色は無い―衣装デザイナーサンディ・パウエル【INTERVIEW】
    Twitter @FASHIONHL
    Facebook https://www.facebook.com/pages/Fashion-Headline/441307862573156

    ●編集部


    事業戦略担当・総合プロデューサー
    菅沼 武さん


    編集部・伊勢丹デスク
    重松祐歌さん

近年、広告・PR業界でも話題の絶えない「オウンドメディア」。様々な企業が新たなコミュニケーション手法として、独自のメディアを立ち上げています。

今回、突撃訪問した「FASHIONHEADLINE」は、三越伊勢丹ホールディングスとインターネットメディア事業を行うイードが立ち上げた合弁会社「ファッションヘッドライン」が運営元となっています。ファッションを切り口とした中立性の高いニュースメディアを目指し、報道の姿勢を重視していることが特徴です。

今回は、「FASHION HEADLINE」の事業戦略担当・総合プロデューサーの菅沼武さんと編集部・伊勢丹デスクの重松祐歌さんに突撃して、メディアの運営や、ファッション業界のPRについて聞いてみました。

三越伊勢丹の記事は1割

FASHION HEADLINEは、ファッション業界のトレンドやビューティー、ライフスタイル、アートなどの情報を配信するニュースサイト。編集部5人と20〜30人の記者を加えた構成で、1日15本以上(土日は5本)の記事を配信しています。

菅沼さんに立ち上げた背景について聞いてみると、「縮小傾向にあるファッション業界全体を盛り上げたい、という思いがありました。よって三越伊勢丹の宣伝記事は書かないと決めています。もちろん報道記事は書きますが、公平性を意識し全体の1割程度にすぎません」ときっぱり。

そういった決意もあってか、FASHION HEADLINEはファッションのほかにもレストラン情報や美術館の展覧会、書籍、ライフスタイルなど幅広い情報を網羅しています。

ニュースを採用する基準は「ファッションが好きな人の感度に合った周辺カテゴリー」と重松さん。「例えば、2014年のクリスマスシーズンは、自分たちの身の丈に合った過ごし方がトレンドだったので、自宅で納得のいく料理の提案としてシェフにステーキの焼き方を聞いて記事にしました」。この記事は「伊勢丹シェフが教える、クリスマスの美味しいお肉の料理法」(2014年11月29日)というタイトルで配信されました。取り上げるカテゴリーが明確なメディアでも、読者の「感度」を深掘りすることで新たなPRにつながる可能性がありそうです。

また、FASHION HEADLINEでは月ごとに「旅」「音楽」「花」などのテーマを決めて …

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