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実践!プレスリリース道場

社長も社員も自由 そんな社風を表現したヤッホーブルーイングのリリースを分析

井上岳久(井上戦略PRコンサルティング事務所・代表)

新聞や雑誌などのメディアに頻出の企業・商品のリリースについて、配信元企業に取材し、その広報戦略やリリースづくりの実践ノウハウを紹介する「リリース道場」。今回はヤッホーブルーイングによる、自由な社風を表現したリリースを紹介します。

数日で2000ケースが完売

皆さんはクラフトビール(地ビール)がお好きですか?のどごしの良い一般的なラガービールに対し、独特の味わいがあるエールビール*1を中心としたクラフトビールのファンが最近は増えてきています。その中でシェアトップを走っているのが長野県軽井沢にあるヤッホーブルーイング(以下、ヤッホー社)で、近年はメディアでもよくその名前を耳にします。今回はまさに伸び盛りのベンチャー企業のリリースと広報戦略を見るべく取材しました。

*1 イギリス、アイルランド、ベルギー、ドイツ、カナダ東部の州、およびアメリカ合衆国の地ビールで一般的なスタイル。

ひとつ目は昨年末にAmazon限定で新発売した「月面画報」というクラフトビールのリリースです。コラボレーションを持ちかけたのはヤッホー社の方で、先行する楽天ではクラフトビールが人気であるのに対して、Amazonは2014年の春に酒類の販売を始めたばかりで起爆剤が欲しいところ。双方の思いが一致して実現しました。

ヤッホー社には専門の開発部署はなく、新商品開発の際は各部門から人材が集まった「開発プロジェクトチーム」が始動します。最初に取り組むのは …

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