初心者から玄人まで魅了する 創造力を刺激する多彩な特集
報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。
人気メディアの現場から
報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。今回は2007年創刊のモノ雑誌『MonoMax』の編集長が登場します。
宝島社
『MonoMax』
実売数約10万部/毎月10日発売/2007年創刊
(1)『安くて価値のあるモノ』
(2)『今売れてるモノ』
(3)『最優秀モノ』
(1)『目利きが欲しがる1万円以下の優秀モノ』(2014年2月号)
(2)『爆売れモノ』(2014年5月号)
(3)『“プレミアムな”自宅コーヒー』(2014年11月号)
●編集体制
編集部員は10人。ファッション、カバン、アウトドア、革小物、インテリアなどジャンル別に担当を配置。
数あるモノ系雑誌の中で2007年創刊と後発ながら、近年堅調に販売部数を伸ばしているのが宝島社の『MonoMax(モノマックス)』だ。その立役者ともいえるのが、2009年に編集長に就任した柚木昌久さん。「価格以上に価値あるモノ」をコンセプトに掲げ、就任後には読者視点でアイテムを見せる誌面づくりに刷新。編集長就任第1号は、コアなファンが多い吉田カバンとパタゴニアの特集を組んで、前年比150%超を売り上げた。
「主要ターゲットの30〜40代男性に向けて、まず1万部を増やそうと考えました。そのためにはどんな企画を組むべきかとなると …